闘病日記– category –
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闘病日記
無力の手、揺れる心。ギランバレー症候群と診断された看護師の初日。
【6月12日】 神経内科を受診したかった僕は、今回は違う病院を選んで診察を受けることにした。期待と不安を抱きつつ、朝早くから行き病院で受付をします。 『今日こそは…』 初診なので、当然時間がそのまま過ぎていく。1時間…2時間…3時間…その間に、病院の... -
闘病日記
透明な糸 -ギランバレー症候群との闘いのはじまり-
【6月8日】 「ピピピピピピ…」という旋律が僕の眠りを断ち切った。 スマホのアラームだ。 はぁ… 日常に縛られた憂鬱な一日がまた始まる。 "よいしょ…"と力を込めてベッドから体を起こす。しかし、何となく違和感を感じた。それは手に感じる異常な重さだっ... -
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はじまりは突然の発熱…握れない手、動かない足。患者になった看護師
僕は娘が小学校に入学するのに合わせて、引っ越しをして勤務先も変更した。以前勤務していた病院では、忙しくて家にほとんどおらず家族との時間がつくれなかった。それが引っ越しをした一番の理由だ。新しい場所で1年が経過したころ、僕は副主任に昇格し、...
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